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『NFL on CBS』(NFL・オン・CBS)は、CBSで放送されているCBSスポーツ制作のNFL中継番組。1956年から1993年までは旧NFL→NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)、1998年からはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)パッケージの中継を担当している。 == 経緯 == 旧NFL(現在のNFCの前身)時代の1956年、CBSによりレギュラーシーズンの試合が初めてテレビ中継された。前年はNBCが中継したチャンピオンシップゲームもCBSで中継された。 1960年に設立されたライバルリーグのAFL(アメリカン・フットボール・リーグ、現在のAFCの前身)がABCと5年間の放映権契約を結んだことに対抗して、1962年よりNFLと独占契約を結んでいる。 1966年、NFLとAFLの合併が決まり、1967年に行われた第1回AFL-NFLワールドチャンピオンシップゲーム(のちのスーパーボウル)をNBCと共に放送した。 1970年のAFL-NFL合併による新NFL発足により、NFCの試合を担当するようになった。 しかし、38年間続いたNFL中継も1993年末にFOXがNFCの放映権を獲得したことにより、翌1994年から4シーズンの間中断されることになる。1981年からCBSのNo.1実況・解説コンビだったジョン・マッデン、パット・サマロールをはじめとする多くのスタッフもFOXに移籍した。 人気プログラムの喪失および、それによるいくつかの有力加盟局の離脱で経営的に打撃を受けたCBSは、1998年の放映権交渉で、従来NBCが保有していたAFCの放映権を獲得(放映権料は5億ドル/年)。1995年からNBCのNo.1解説者であったフィル・シムズ(ニューヨーク・ジャイアンツで2度のスーパーボウル制覇に貢献したクォーターバック(QB))がCBSに移籍している。また、1994年のNFL放映権喪失によりNBCに移籍していたグレッグ・ガンベルがCBSに復帰、シムズとコンビを組むことになった(2003年まで)。 1998年のサンクスギビングデーのゲームで、現在では一般的になっているバーチャル・ファーストダウン・マーカーを初めて採用。翌1999年シーズンからは全面的に採用されている。 2014年から始まる現行の契約では、2022年までの9年間、年間11億ドルの放映権料をNFLに支払う。 また、2014シーズンはNFLネットワークで放送されている『サーズデーナイトフットボール』のうち、シーズン前半の7試合(Week2 - Week8)、およびWeek16に2試合行われる土曜日の試合のうち1試合をCBSでもサイマル放送する〔2014 Thursday Night Football Broadcast Schedule Announced - 2014年4月23日 NFL Communications〕(当初発表ではWeek2からWeek9までのTNF8試合〔CBS to broadcast eight Thursday night football games in 2014 - 2014年2月5日 CBSSPORTS.com〕だったが変更になった)これにより、CBSは年間1億2500万ドルを追加して支払うと報道されている〔来季はCBSもサーズデーナイトの放送を開始 [渡辺 史敏] - 2014年2月11日 NFL JAPAN.COM〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NFL on CBS」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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